運 動
「身体によい運動を何かしてますか」と聞かれたときに、私の場合、まず頭に思い浮かぶものは スポーツジムだ。自治体がやっているものから民間企業がやっているものまで形態は様々だが、 中身は同じだ。年会費を払っているだけの人もいれば、何とか元を取ろうと(?)一生懸命やって いる人もいることだろう。
だが、ここでの話はそのような「施設」を利用してする運動ではなく、自然を相手にしてする運 動のことを話してみたいと考えています。
自然を相手にして行う運動で、大して道具を調える必要もなく、またそれほどハードな運動でも なく、だから継続して行えるものにウォーキングがあります。このウォーキングが結構楽しいの です。その時々に応じて何かしら目標みたいなものを設定して、それに合ったウォーキングをす るというのも一つの試みとしておもしろいと思います。
A地点からB地点まで、ただわき目もふらずにひたすら歩く、というのでは無味乾燥で楽しくあ りません。また、時間ばかり気にして歩くというのも、誰かと競争しているようで、これも余り 楽しくはないと思います。
景色や道ばたの草花などを眺めながら歩くのはとても楽しいものです。
実は、この楽しいと感じられる心があることが大切なことなのです。楽しみながらの運動は、人 間の体の中のストレスを解消してくれるだけではなく、ガン細胞を増殖させる元となる活性酸素 などにも有効に作用して、これをやっつける働きをするのです。
ところで、いまでてきた「活性酸素」ですが、これは酸素原子が2個結合した普通のものではな く、1個だけなので安定していないために様々なことをしでかします。余談ですが、3個結合し たものは「オゾン」といい、森などの木々の多い場所に多く発生します。
活性酸素の話に戻って、体内におけるそのでき方を見てみると、大抵の場合それは激しい運動と 深い関係があることが分かってきています。つまり、ハードな無酸素運動をすると体内に取り込 まれた酸素のなかから活性酸素が発生することが解明されたのです。
ですから、ハードな無酸素運動を短時間やるのではなく、比較的楽な有酸素運動を長時間やる方 が身体にはよいといえます。
ここではウォーキングを一つの例として説明しましたが、ウォーキングに限らず有酸素運動であ れば何でも身体にはよい運動なわけですから、手軽にできる有酸素運動であなたも心と身体の両 面からリフレッシュしてみませんか。(完)